成城中学校・2021年度入試について
成城中学校は、文武両道の伝統校であり、2018年に高校募集を停止し、完全中高一貫校となりました。大江戸線の牛込柳町駅から徒歩一分という交通至便の地にあり、交通の便が良いことが学校選択の条件として重視される傾向が一層強まっていることからも、難化が予想されます。
【国語】
出題形式は例年通りです。漢字の読み書き10題と、小説や評論から文章題の大問を2題出題しています。書き順や画数、字のバランスや部首に注意すること、一画一画を丁寧にはっきりと書く習慣が大切になります。また、丁寧に文章を読み、設問の要求に正しく答えることが求められます。数十字程度の記述問題も出題されるため、記述対策も必要になります。
【算数】
例年の出題形式は、9, 10の大問となっています。計算・比 の扱い・割合・規則性・数の性質・グラフ・面積・体積などから幅広く出題します。解答 は答えのみを記入する形式です。
【社会】
例年の出題形式は、地理・歴史・公民の3分野から大問1題、配点は3分野それぞれ20点ずつです。地形図に関する問題や時事問題は、ほぼ毎年出題しています。記述問題で地名・人名・歴史用語などの重要語句は、小学校学習漢字に限らず漢字指定することがあります。漢字指定された問題に平仮名や片仮名で解答したり、漢字で解答した上で振り仮名を振ったりすると不正解となります。また、平成30年度入試より文章による記述問題が出題されています。小問数はこれに伴い減少しました。
【理科】
大問3題で、各大問の配点は約20点。
・基礎的な知識、データの読み取り、自然現象を中心に出題されます。
・やや高度な実験考察問題も出題されます。
・20字程度で説明する問題や、その年の科学トピックに関連した問題を出題することがあります。
物質の名前などは、漢字指定することがあります。また、計算問題は答えのみが採点の対象となります。
成城中学校公式ホームページ
http://www.seijogakko.ed.jp/admission/junior-admission/trend.html