第9回『受験が終わったら』かおるママの ブログ ♡あーした天気にな~アレ♡(2023/02/18配信)

中学受験、本当にお疲れさまでした。

入試結果には様々な思いがあると思いますが、過酷な中学受験に挑戦したお子様、ご家族の皆様に敬意を表したいと思います。

さて、中学受験後はどのようにお過ごしの予定でしょうか。

まずは、親も子も、今まで我慢してきた事ややりたかった事を思いっきりやりましょう!

我が家の中三娘は、中学受験後すぐにコロナが広がり、初の緊急事態宣言が発令され、受験のストレスを上手く消化できませんでした。

小学校は休校になり家から一歩も出ない日々、卒業式だけは短時間で開催され最後にお友達に会うことはできましたが、それ以外、公園に集まって遊ぶことも、春休みに計画していた旅行も、友達と約束していたディズニーランドも全て無くなり、中学校に行くこともできず本当にかわいそうだったので、皆様には残り少ない小学校生活を思いっきり楽しんで欲しいです。

合わせて、中学入学までの間をどう過ごすのかを親子で話し合って欲しいと思います。

受験のストレスが落ち着いてきたら少しずつ勉強する習慣を戻さなければいけません。

入学前に課題を出す中学校が多いと思いますが、ただやるだけではなく、内容を確実に頭に入れましょう。その内容が出来るという前提で授業が進みます。また、入学してすぐに確認テストがある学校も多いと思います。もし本人にやる気があれば、できる範囲で先取り学習も始めるのがベストです。

中学の授業はスピードが早く先取り学習していてもあっという間に追いつかれます。

これは、私立、都立、国立中へ進学する場合だけではなく公立中でも同じ事です。

中学入試に合格して進学する場合、入学後は全員が一定の学力以上という事になりますが、その中で容赦無く序列化されます。中高一貫校であれば6年後の大学受験に向けて発破をかけられ、大学付属校では希望学部への推薦を勝ち取る為の競争が始まります。公立中では中学受験をスルーし高校受験に向けて学習している優秀層、英語の先取り学習をしている子が3年後に向けてギアを上げてきます。

どの中学校へ進学しても部活や学校生活を楽しみながら成績を維持するのは大変な事です。

その為に大切なのがメリハリをつけた時間の使い方です。

中学受験では親が子どもに寄り添い、勉強に集中できるよう教材やプリントの整理、時間管理から持ち物の確認まで、また精神面、健康面のケアなど至れり尽くせりだったと思いますが、中学生からは自分で管理できるよう少しずつ手を離していく必要があります。

勉強面では机に向かう時間を決めて毎日続ける、生活面では自分の事は自分でやる。

全部はできなくてもできる範囲からスタートし、中学入学までに「楽しむ時はおもいっきり楽しみ、やるべき事は自分でやる。」という意識付けができるかどうかが鍵でしょう。定着すれば、あとは子どもが自分で考えてやっていくと思います。

・・・と書いたものの、実際は簡単ではありませんよね。

娘の時はコロナで混乱していた時だったとはいえ、受験後の過ごし方を甘く見ており、正直苦労しました~~。今は落ち着いて学校生活も勉強も頑張っていますが、反抗期が本格的になれば親の言う事はきかなくなり、こちらが何か言えば険悪になるだけなので見守るしかなくなります。小学生でもすでに反抗期というお子様もいると思いますが、中学生になってからが本番です!少しでも素直なうちに色々話しておくと良いと思います。

少し寂しい気もしますが、少しずつ親離れ、子離れを考える時なのかもしれませんね。

かおるママでした。

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