第10回『歴史男子』かおるママの ブログ ♡あーした天気にな~アレ♡(2023/03/05配信)

歴史男子

先日、小三の息子と歴史のテレビ番組をみました。
昔から年齢に関係なく歴史に関するマンガや番組は多いですよね。
我が家の小3息子も歴史が大好きです。

息子が歴史に興味を持ったきっかけは良くわからないのですが、ある時「歴史の本が欲しい。」と言われて初めて歴史好きという事が分かりました。そして本が欲しい理由は「学校の図書室に読みたい歴史の本があるのに貸出中で読めないから。」という事で、もしも貸出中でなければ歴史に興味がある事に気が付かなかったかもしれません。

早速その本のタイトルをネットで検索すると、人気の戦国武将85人の領土や合戦、人間関係から趣味まで詳しく記載され、また、その時代の詳細や文化も知る事ができる辞典のようなものでした。分厚い本で字が細かいので読むのが大変かも?と思いましたが、全ページフルカラーでイラストが素晴らしく、なにしろ武将の皆さんが超イケメンでカッコ良く描かれており、子どもの目を引くのは間違いなし、私の子ども時代の歴史本とは全く別物でした。

「武将」の他にも「日本史」「三国志」「世界史」「近代史」など10冊シリーズという事がわかり、思い切って全シリーズをセット購入しました。(いいお値段~)
購入後は毎日読んでいましたが、そのうち飽きてくるかと思いきや、1年以上経つ今でも隙間時間には10冊のうちどれかを必ず手にとって常に知識をアップデートしており、「武将」に至ってはもう何十回も繰り返し読んでいます。
当然ですが、歴史はかなり詳しくなりました。息子が好きな武将の縁の地を訪れた時は、現地のガイドさんとマニアックな会話が成り立つほどです。

一方、我が家の中三娘は歴史に全く興味を示さず、テスト前は覚えるのに苦戦しています。娘の学校のテスト勉強を見ていて分かった事は、歴史好きだと地理も自然と覚えるので社会科では当然役立ちますし、更に国語、美術、音楽などの科目にも役立つという事です。古代からの文学作品や伝統文化、美術や音楽の世界的に評価が高い人物や作品など、その時代の背景や文化を知っているとスムーズに頭に入るのではないかと思います。

社会科は今まで暗記科目のような位置づけでしたが、2022年度の学習指導要領から「思考・判断・表現を培う」科目になりました。歴史や地理などの知識を基に現代社会を理解し、社会現象を考察したりより良い社会にするにはどうしたら良いかを考えるのです。

最初は好きな武将を深掘りするだけだった息子ですが、本を購入してからは様々な時代から世界史まで興味が広がり、新しい社会科の土台となる知識を今のうちに蓄積できるのは親としても嬉しい限りです。

歴史の他にも興味を持って欲しいと思い、先日、歴史本と似た感じの科学の本を購入したのですが、全く興味を示さずパラパラ~っと見て終了、今は本棚で眠っています。なかなか上手くはいきませんが、興味があるという事は自ら学ぶという事に直結するので、子どもの興味のサインを見逃さないようアンテナを張っておきたいと思います。

あっ、歴史と同じくらいゲームも夢中でした!はい、毎日積極的に取り組んでいます(汗)。
こちらはバランスを考えながら上手に付き合って行きたいと思います。

かおるママでした。

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