山脇学園中学校 【変更あり】

山脇学園中学校
1.入試について
 1.一般入試について
 ・募集定員190名(10名減)
  A入試 90→80名
  B入試 80→70名
  C入試 30→40名
 ・合格判定は4科の合計点、「基準点」は設けない。
 ・合格最低点が6割弱なので不得意教科があっても合格点に達することは可能。
 ・英検4級以上修得者には合否判定の際配慮あり。
 
2.英語入試について
 ・昨年度から英語の独自試験を廃止し、外部検定試験の結果を利用。
 ・出願資格は英検3級相当以上の有資格者
 ・募集人数は帰国生入試と合わせて40名
 ・英検の取得級ごとに国語と算数の合計点で合否判定。(昨年度合格めやす 3級‐国算50%、2級-国算40%)

3.午後入試―国算1科入試
 ・入試方法、定員に変更なし
 ・国語または算数のみで合否判定
 ・合格ラインは65点程度か。
 ・国語受験と算数受験で倍率がほぼ同じになるように合格者を案分することがある。

4.午後入試―探求サイエンス入試
 ・2020年度から新設
 ・サイエンスアイランドで諸活動の中心になってくれる人
 ・4科型で勉強していて理科が特に好きな人
 ・入試科目は「理科」と「課題研究」
 ・「理科」の得点が低い場合不合格とすることがある
 ・「課題研究」の採点はルーブリック評価

5.複数回受験の優遇措置
 ・各回の入試合格判定はその入試の点数のみで行う
 ・各回の入試ごとに繰上合格ゾーンを設定
 ・そのゾーンに複数回入っている方を優先して繰り上げる
 ・国算1科入試、探求サイエンス入試も複数回受験の対象

6.帰国生入試について
 ・2月2日に「第2回帰国生入試」を新設、入試科目は英国算から2科目選択(国算はB入試と同じ)
 ・受験資格は帰国後3年以内
 ・第1回帰国生入試は11月30日(土)の午後に実施、英検2級以上は英語の試験を免除
 ・変更点 面接の廃止

7.入学手続きについて
  1日2日に実施した入試-2月4日12時入学金納入締切
  4日に実施した入試-2月5日15時入学金納入締切

2.2020年度入試、各教科について
 ・2020年度入試国語
 出題方針 
 日本語の基礎的知識や言葉の運用能力、論理的思考力のベースとなる読解力や表現力を問います。
 
 解答を進める上でのアドバイス
 1.読解問題では本文中に解答の根拠となる部分があります。文章の書き手や出題者の意図を的確に読み取りましょう
 2.時間が足りなかったことが原因で解けなかった問題が生じないように過去問を通して時間配分と解答順序のイメージをつかんで本番に臨み   ましょう

 採点基準と配点
 1.配点は大問1、2の読解問題が70点、3の総合問題が15点、4の知識問題が15点です。
 2.記述問題の採点では根拠が部分的にでもかけていれば受験生の理解度の程度に応じてできるだけ部分点を与えるようにしています。字数指   定のある設問は字数の8割に満たない場合、減点の対象になります。
 3.漢字の書き取り問題はトメはねをしっかり、画数が2画のものはしっかり2画で。

 
 ・2020年度午後入試国語
 出題方針 
 日本語の運用能力、論理的思考力のベースとなる読解力や表現力を問います。
 
 具体的な作問の方針
 1.読解問題を2問
 2.文章を読んで書き手の意図を論理的に読み取る力や読み取った内容を踏まえて記述をまとめる力を問う
 3.漢字の書き取りなどの知識問題は出さない
 4.意見論述型問題は出題しません

 問題構成
 1、文章読解問題 説明的文章
 2、文章読解問題 物語的文章

 出題形式
 ・選択問題
 ・空欄補充
 ・抜き出し問題
 ・記述問題(50~70字)

 採点基準と配点
 大問1、2ともに50点

 ・2020年度入試算数
 出題方針 
 基本的知識と応用力を問います。

 具体的な作問の方針
 基本問題は計算・数の性質・比・図形・文章題などの分野からできるだけ偏りなく出題し、算数の基本的な知識の定着度および計算力をみま す。応用問題は必要な情報を見極めながら筋道を立てて回答を導き出す力を問う。
 難易度は昨年と同程度で問題1は基本で答えのみ、問題2~5は求め方も書くスタイルに変更

 解答を進める上でのアドバイス
 問題2~5は求め方の欄を設けています。たとえ答えにたどり着けていなくてもどれだけ近づけたのか、受験生の力を見るためのものです。問 題集の模範解答のようなきれいな回答の書き方を求めているのではありません。途中式や計算過程を書き残してください。回答の方針が正し ければ部分点を与えます。

 採点基準と配点
 配点は基本レベルが3割、標準レベルが3割、応用レベルが4割。できるだけ受験生の力を見落とさないよう部分点として慎重に加点する。

 ・2020年度午後入試算数
 出題方針 
 偏りのない基本的知識と計算力、問題文から適切な情報を読み取り解き進める力を問います。

 具体的な作問の方針
 20~25問程度(計算問題が3から4題、他は全て文章・図形問題)
 全て答えのみを問う

 解答を進める上でのアドバイス
 速く正確に答えにたどり着けるように練習しましょう。

 採点基準と配点
 配点はほぼ均等にする予定です。

 ・2020年度入試社会
 出題方針 
 基本的知識を確認します。
 時事問題で日本や世界の諸事情に関心を向けているかを問う。
 出来事の原因・背景や制度の趣旨に目を向けるという社会科を学ぶときに必要な力も測定します。

 具体的な作問の方針
 1.知識問題は中学受験用の参考書にでている頻出事項を中心に出題
 2.時間に余裕のあるような長さの問題文を目指す
 3.地理、歴史、公民の順に3題出題
 4.空欄に入る用語を答える問題、下線部の語句について答える問題という形式がほとんど。
 5.地形図、グラフ、年表などから読み取る問題も出題します。
 6.内容に関しては基本的な用語や年号を確認する問題がほとんど
 7.時事問題を直接的に問う問題は地理、公民で出題します。
 
 解答を進める上でのアドバイス
 普段の学習で得意としている分野から解くようにしましょう。

 採点基準と配点
 配点は歴史に重点を置きます。
 漢字指定は漢字でのみ正解とします

 ・2020年度入試理科
 出題方針 
 基本的知識を確認します。
 理科への興味関心を試す問題や科学的思考力を育てるような問題を作成します。

 具体的な作問の方針
 1.知識問題は中学受験用の参考書にでている頻出事項を中心に出題
 2.論理的思考力は日常生活や自然の中の体験を題材として科学的知識を当てはめて考える形で問います。
 3.与えられた条件を分析しデータを処理して導いた答えを記述する形で問う。
 4.大問4題で易しい問題から難しい問題という順で配列します。
 5.物理、化学、生物、地学から偏りなく出題。

 解答を進める上でのアドバイス
 大問1から解くのがいいでしょう。2と3の小問で詰まったときは次の問題へ行く方がいいでしょう。

 採点基準と配点
 単位と漢字指定に注意してください。
 大問1、2に20~25点、3、4に35~40点の配点

 ・2020年度探求サイエンス入試
 出題方針 
 基本的知識と計算力・読解力があるかを確認します。
 知識や考えをひとに伝えるコミュニケーション能力を備えているか。
 観察を通して独創的な視点から問いかけ、自ら課題を発見し条件の中で集めた情報から事象を論理的に解くことができるか

 具体的な作問の方針
 ・理科(30分)
 日常的な基本学習の状況を測る
 物理、化学、生物、地学から偏りなく出題
 過去問はないが難易度は4科入試の理科大問1、2、3が参考になります。
 ・課題研究(60分)
 ある課題をその場で提示し受験生が取り組んだ思考過程を総合的に評価する課題です。
 提示される課題は1つ

 解答を進める上でのアドバイス
 得意な分野から解くのがいいでしょう。各分野の難易度および配点に傾斜はありません。
 時間配分を考えるといいでしょう。特に課題研究では実際の取り組みとポスター作成の時間配分を事前に考えておくといいでしょう

 採点基準と配点
 理科が100点、課題研究が150点
 理科の各分野、大問4題は25点ずつ
 課題研究は受験生が仕上げたポスターをもとに各項目に評価を行い、合算する。また当日作成したものや実験にしようとしたものも評価の参 考にします。

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