第5回『志望校どうする』かおるママの ブログ ♡あーした天気にな~アレ♡(2022/09/27配信)

かおるママブログ 

「志望校どうする」

夏が終わり、受験まであと5か月。
6年生は最高学年として多くの学校行事があり、小学校の思い出作りの時期です。受験では、すでに志望校が決まっている方が多いと思いますが、まだ決まっていない場合はそろそろ絞っていきたい時期です。

みなさん、どのように志望校を選んでいるのでしょうか。
我が家の娘の場合、たまたま4年生の時に行った学園祭が決め手となり、そこから受験生活がスタート。コロナ前だったので説明会や学園祭にほとんど制限が無く本当に恵まれていたと思います。できる限り学校説明会に行き、塾の先生と相談し、最終的に親子で検討した結果、第一志望校は最後まで変わりませんでした。

まず大切なのは親と子どもが一緒に考えて決めるという事です。どんなに親が熱望しても通うのは子どもです。子どもの意見を聞かずに決められる事ではありません。その反対もしかり。小学生は経験値が低いので、中高一貫校ならば入学後の6年間を考えて親が冷静にアドバイスすることも必要です。

しかし最終的に決めるのは子どもだと思います。
無事に合格して入学しても、そこはゴールではありません。

厳しい言い方になりますが、入学後は入試を勝ち抜いた仲間の中で戦う事になります。今まで以上に勉強するのは当然で評価もシビアになります。更に部活動や行事があり、時間配分など生活面でも自己管理できなくてはいけません。

また、中学生から本格的な反抗期に突入し、イライラが止まらず親に八つ当たりしたり、何でもかんでも親のせいにします。それでも、自分で決めた事に関しては心の底で「親のせいではない。」と分かっているものです。しかし親が強引に志望校を決めてしまえば、学校で上手く行かなくなった時、自分事として受け止める事が難しくなるのではないかと思います。

志望校を決める要素として、一般的には以下の項目が多いようです。
・立地
・偏差値、知名度
・校風
・男子校・女子校・共学校
・大学進学実績、大学付属校

まず学力ですが、この点については模試の結果や過去問の手ごたえを基に塾の先生と相談することが大切です。
その他については、一日の大半を過ごす学校が子どもに合っているか、ここに尽きます。
もちろん入学してみないと分らない部分はあります。それでも、不安要素はなるべく少ない方がいいでしょう。
通学時間は「遠いけどがんばる。」と思っても6年間毎日往復できるか?学校説明会に行って経路はわかっても、通学は曜日も時間帯も違いますし、中高生は荷物も多くなります。
なんとか偏差値の高い学校に入学しても自分より上位の子ばかりの中でやっていけるのか?
中高大一貫教育の学校は、他大学を希望した時に面倒みてくれるのか?
など、入学後の生活をイメージしてみましょう。

これからの時期は、お友達の志望校や成績が気になり親が加熱してしまう事があります。
親の期待が大きすぎて子どもが頑張りすぎてしまったり、自分の希望を言えなくなってしまう、という事が無いよう、冷静を心がけましょう。

人生で本当に大切な時期を、健やかに過ごす事ができる学校が見つかりますように。

かおるママでした。

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