9月かおるママブログ
「友達付き合い」
夏休みも終わり２学期が始まりました。
この夏、学校見学へ参加された方も多いのではないのでしょうか。
猛暑の中の学校見学は大変ですよね。Tシャツ・サンダルで行くわけにもいかず、それなりの服装で炎天下のアスファルトを歩くと学校に着く頃には汗だくで疲労感が･･･。
子どもの学校の印象も「暑かった。疲れた。」だけになってしまうのでは？と心配しながら歩いた記憶があります。
でも！
学校の入口で出迎えてくれる生徒さんは一服の清涼剤で、元気に挨拶されると背筋が伸びて、疲れがリセットされます。生徒さんのパワーって凄いですね。
さて、今月のテーマは「友達付き合い」です。
数年前、娘が通っていた塾に、頻繁に文具を買い替えるお友達がいました。ペンや定規など何か一つを買い替えるのでは無く、筆入れとその中身全部を一か月サイクルで一気に買い替えるのです。
我が家は「使い切ったら買う。」という感覚だったので、娘も驚いていましたが、そのうち「また〇〇ちゃんの文具が新しくなってた、いいなー、私も買いたい～！」と言うようになり、「必要な物は買うけれど、最後まで使ってからだよ。」と言い聞かせていたのですが･･･。
※文具の買い替えを批判している訳ではありません。各ご家庭の考え方があるので、あくまでも我が家とは違うということです。
夏期講習のある日。
授業が終わっているはずなのに娘が帰って来ません。
キッズ携帯に連絡してみると、そのお友達から「塾の帰りに一緒に文具を買いに行こう。」と誘われ一緒に文具屋さんにいるという事でした。
娘はお金を持っていないので何も買えません。
お友達が買ってくれるとか、お金を借りるといった事も無く、文具屋さんに付き合っただけでしたが、しばらくして、今度は「お揃いの文具を買おうよ。」と誘われます。
娘もかわいい文具が大好きです。我が家も使いきるまで絶対に買わないという訳ではなく、娘が気に入った物をご褒美として買う事もあるので「今回だけだよ。」と言って許す事もできましたが、一回では済まなくなりそうなので娘と話してお断りしました。
が、すんなりとは終わらないのです（汗）。
そのお友達は普通に言ってもめげず、なかなか断れないのです。
娘の性格上、傷つかないようにやんわり･･･という感じで、じれったいところではあったのですが、できれば自分で解決して欲しいのでアドバイスしながら見守る事にしました。
その後、何回かやりとりがあり、結局「今の文具が無くなったら一緒に買いに行こう。」と言う事で落ち着きましたが、お友達の熱が冷めたのか、その後一緒に買いに行く事は無く、気まずくなることも無く、事なきを得たようです。
子どもの友人関係の悩みは、話を聞いただけでは分からない側面があったり、子ども同士の関係が複雑だと扱いが難しくなりますよね。
幸い我が家では深刻な悩みやトラブルは今のところありませんが、何かあった場合子どもに寄り添い、一緒に話し合いながら、その時々でより良い方法を見つけて進んでいくしか無いのかなと思います。成り行きによっては親の出番もあるかもしれません。
そして何より、一人で悩まず家族や専門家に相談する事も伝えようと思います。
受験生はこれから大切な時期に入ります。
２学期は学校行事も多く、加えて秋の学校説明会、模試や塾の特訓授業などで週末もゆっくりできない事が多いので、精神面、体調面共にしっかりサポートしてあげましょう。
余計なストレスはできるだけ取り除き、勉強に集中できる環境を整えてあげたいですね。
かおるママでした。
◆文京区の塾【難関中学受験】現代教育学院 生徒募集中！
