第5回(最終回) 【Q&A うちの子だいじょうぶ?】受験の悩み・不安を「合格請負人」が解決!(2024/12/30配信)



 受験が近づくにつれ、お子さんの勉強や成績、精神面の不安など、悩みや心配事も大きくなってきます。そんな受験まっただ中の悩みを、中学受験のプロである藁谷塾長にぶつけてみました。キーワードは「信じる」ことだそうです。これを参考に、受験をうまく乗り切ってください。

Q 第一志望校しか行きたいが学校がなくて

 第一志望校は決まっているのですが、そこ以外に行きたい学校がなく、子どももそこしか眼中がないので、併願校選びに困っています。

A 併願校こそ、大事です

 お子さんにいい学校を見つけてあげるのも親の仕事です。受験を成功させるためには、合格の戦略・作戦が必要です。学校を検討し直し、納得できる学校を探し出すことです。お子さんが信頼する先生のアドバイスを聞きましょう。


Q 入試直前は小学校を休ませるべき?

 入試直前は学校を休ませて受験勉強をしたほうがいいのでしょうか。インフルエンザも心配なので、できれば休ませたいのですが。

A インフルエンザなどが心配なら

 勉強よりも入試直前は健康管理が重要になります。特に今年はインフルエンザが流行しています。心配は例年に増して大きくなります。そういう意味では、用心のため直前は学校を休むことも考えていいでしょう。

Q 塾と意見が食い違って

 塾と家庭で、子どもに合う学校の感じ方が違っていました。塾で勧められる学校は、受験校として考えられず、どうすればいいか困っています。

A 家庭の意思を通すことが大事

 わが子の受験ですから、自分の感性を大切にし、家庭の意思を通すことが大事です。ただ、塾側のアドバイスも聞いておくこと。塾でもひとりの先生ではなく、お子さんがしたっている先生に聞いてみるのがいいでしょう。

Q 受験中に親が休みがとれない場合は?

 主人が受験期間中に休みがとれず、私ひとりで受験の付き添いから、合格発表、手続きまでをうまくこなせるのか、今から心配です。

A 役割分担を決め、シュミレーションを

 出願手続きなど、できることはすべて1月中にやっておき、受験中はだれがどう行動するのかシュミレーションをしっかりやっておくことです。お子さんもひとりでも行動できるように、しっかりと確認しておきましょう。

Q 下の子がかわいそうで

 受験生の兄が中心の生活になっていて、下の子をあまりかまってあげられません。下の子にも受験であることをわからせるのは可能でしょうか。

A よく話して聞かせれば大丈夫でしょう。

 下の子も受験に取り込み、家族みんなで協力して頑張っていることを理解させましょう。お兄さんの姿を見せておくことも大事です。ただ、マイナスイメージを持たせないよう、勉強ぎらいにさせないよう気をつけましょう。

Q 精神的なケアの方法は?

 入試直前の時期は、メンタル面のケアが何より大事だと思いますが、どういうふうに子どもに接し、何と言って励ませばいいでしょうか。

A 勇気や自信を与える言葉を

 この時期からは、否定語は禁物。とにかくほめて、励まして自信をつけさせることです。子どもの勇気が出るように、お母さんはいつも明るく、励ましの声を忘れないでお子さんに接してください。




出典:【学研】中学入試どこを受ける「うちの子ホントにだいじょうぶ」Q&Aより 

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