【跡見学園】教育関係者説明会レポート(2022年6月8日)2023年度入試情報&2022年度入試結果他

跡見学園中学校 教育関係者学校説明会(2022年6月8日)

1)校長挨拶  校長 松井真佐美 先生

4月、2年ぶりにスポーツ大会が開催された。例年ドッジボールを採用していたが、今年は感染対策を盛り込んだ生徒発案の競技へ変更し無事に終了した。

昨年度のコロナ禍のオンライン授業は「MetaMoJi」と「Zoom」を併用し、通常通りの時間割で授業を実施。講師は2台の端末を使い、「Zoom」で生徒とコミュニケーションを図り、「MetaMoJi」を黒板代わりにするなど、集中力が切れないよう工夫した授業を展開した。

跡見学園の根底にある「跡見流リベラルアーツ」と「本物の美の探求」・「探求型創造学習」をもとに「自らの美意識のもとに新たな価値を生み出し、周りを幸せにする女性」の育成を目指す。美意識とは見た目の美しさではなく「生き方や考え方の美しさ」であり、本質を捉える目を意味している。現在、地球温暖化、ウクライナ問題、少子化、コロナウィルスなど様々な問題があるが、子ども達が生きる未来に起こる様々な問題に対応できるよう教育していく。

跡見流リベラルアーツ  ⇒「型」を学ぶ。日本独自の文化や、跡見の伝統を学ぶ。

本物の美の探求          ⇒「礎」を学ぶ。本物に直接触れる体験をする。

探求型創造学習          ⇒「問い」を探求する。中1、2年でサイエンス探求、中3は

SDGs探求で様々な体験授業を展開。

これらの教育を通してインプットした知識や自身の意見をアウトプットすることに重点を置き、セルフプロデュースできる女性を育成する。

人生は選択の連続であり、跡見卒業生の自身も跡見の学びが基盤となり、一般会社のSE、結婚、出産育児を経て様々な選択をし現在に至る。

昨年度から学校行事も再開し生徒の交流も戻ってきた。中高6年間は一生の宝物である。

卒業しても凛としてしなやかに、多方面での活躍を期待している。

2) 跡見学園について 入試広報主任 古河 琢磨 先生

【跡見の歴史と伝統】

1875年(明治8年)書家・画家の跡見花蹊により開校。日本人による最初の私立女子高である。書道をはじめ、充実した芸術教育と綿々と受け継がれる作法、茶道、華道、筆曲などを学ぶ。

【跡見流リベラルアーツ】

「型」を学び「型」を破る。

相手を気遣う「ごきげんよう」の挨拶、学祖の精神を受け継ぎ日本の伝統文化に触れ身に着ける「型」と品格を身につけ、一方では「クリティカルシンキング」や「哲学対話」といった手法を取り入れ「型」にとらわれない対話的な協働により実現する新たな価値を創出する。

【本物に触れる学び】

豊富な実験・実習・フィールドワークによって得た気づきや感動が形作る「美意識」を

養う。「美意識」とは自らの人生を選びとっていく上で、軸・芯となる価値観である。

本日、中学生が植物園に見学へ行っている。植物といえば理科だが、生物学的視点と芸術的視点で学ぶ授業である。

宿泊行事として、北軽井沢(中1)、奥日光(中2)、SDGs探求旅行(中3)がある。SDGs探求旅行では、広島、沖縄、九州(長崎・熊本)から生徒が選択し、希望した地域へ行き平和教育も行っている。

高校からの選択授業の工芸が人気。陶芸や染色を学ぶが、特に陶芸は敷地内に窯があり本格的に取り組んでいる。

【ICT活用により広がる学びの可能性】

生徒一人一台タブレット端末を配布し、校内にICT支援員が常駐している。教室には高輝度プロジェクターを完備し、「MetaMoJi」や「Zoom」を活用したオンライン授業や、本物の英語に触れるオンライン英会話など、対面授業が難しい時でも学びを保証している。

また、「本物に触れる」体験授業や学習をデジタル保存し、一貫教育のあゆみを振り返る事ができる。

放課後個別学習「atama+」を導入し定期試験との進度を合わせることにより、一層の相乗効果を図る。

【安心してチャレンジできる進学指導】

大学受験のセーフティーネットとして他大との併願が可能な内部進学制度がある。また、

慶応、上智、GMARCHをはじめとする学校推薦型選抜(指定校推薦)の人数枠が500以上あり、学年人数と比べると豊富な人数枠と言える。

医療に関わる際の倫理や姿勢などの医療系志望者向けガイダンスの開催や、跡見の芸術教育の効果もあり、医療系、芸術系など進学先も多彩である。

【跡見の進学支援】

生徒の可能性を最大限引き出す為の取り組み。

習熟度別授業、中3高1選抜クラス、難関大学受験講座、夏・冬・春期受験講習、指名補習など。

3) 2022年度入試報告 入試広報主任 古河 琢磨 先生

延べ受験者数は5年連続で増加しているが、2021年度と2022年度を比較すると2/1、2/2入試は受験者数が微減しており、2023年度の受験日程を選ぶ際には参考にしたいポイントである。

4) 2023年度入試について 入試広報主任 古河 琢磨 先生

・午後入試は午前入試と比べて若干難易度が上がる。

・複数回受験者は、繰り上げ合格者決定の際に考慮する。

【国語重視型入試】

【思考力入試】

【英語コミュニケーションスキル入試】

※すでに英検3級取得していても優遇は無し。

【帰国生入試】

※受験資格の条件に満たない場合は個別に相談。

【特待入試】

※一般合格者は特待入試を再受験でき、不合格でも一般合格の資格は保証される。

【科目別の対策】

・国語      : 午後入試は説明的文章に重点を置き、国語重視型入試は記述が多め。

・算数      : は2021年度入試より基礎重視型に変更している為、過去問題は過去2年間

       (2021年、2022年)を参考にすると良い。

・理科・社会:例年同じ分野からの出題となる為、過去問対策が有効である。

【都内都区立中高一貫校併願サポート】

跡見学園ホームぺージ

https://www.atomi.ac.jp/jh/

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